プログラミング教育の前に

久しぶりにC言語の授業を受け持つことになった武田です。
最近は英語プログラミングという言葉が教育界では頻繁にでてきます。
わたしなりに思うことを書いておきます。

「英語」と「プログラミング」のどちらにも共通するのは「言語」であるという事です。
わたしは日本人なので普段日本語を使います。これも言語です。
言語は、その仕組みを知っていれば文章を全部丸暗記する必要はありません。

例えば、

今日は、いい天気だった。

という文章の仕組みが分かっていれば、

昨日は、いい天気だった。

という文章を作ることが出来ます。

もちろん今日や昨日が日時を表す名詞であるとか、天気という言葉にいいという言葉が掛かっている(修飾している)という仕組みを知っていることが前提です。

日本語を操る上では、ある程度の語彙力(どれだけの言葉を知っているか)は重要です。
それを英語やプログラミングに当てはめてみても同じです。

ですから初心者は、英語であればある程度の英単語、プログラミングであればある程度のコマンド(コンピュータへの命令)を憶えることが必須になります。

でもよくよく考えてみると日本語力がお粗末であれば、それ以上には英語力もプログラミング力も伸びないと言えます。
日本語でまともな文章が書けない人は、英語の勉強をいくらしてもまともな英語を使えるようにはなりません。
日本語でまともに意思を伝えられない人は、プログラミングをいくら勉強してもコンピュータに何かさせることは出来ません。
プログラミングは、順序立ててものを考える必要があるのですが、やはり支離滅裂な文章しか書けない(あるいは話すことができない)のであれば、やめた方がいいと思います。

英語教育の必要性やプログラミング教育の必要性を訴えている人たちは、昨今の学生の国語力(日本語力)を知ったうえで意見しているとは思えません。
まずは正しい日本語を使えるようにすることが第一だとわたしは思います。

このことは、現場の先生達はみんな知っていると思います。

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