2020年以降に施行される学習指導要領改定案では、小学校でのプログラミング教育が必修化されるそうです。
プログラミング教育に備えてか最近おじゃました小学校でもタブレット型PCが導入されていました。
指導されている先生のお話しを聞いた印象では、プログラミングまでにはまだまだ時間がかかりそうです。
一方、イギリスでは、「BBC Micro:bit」というプログラミング教育向けマイコンボードが11歳〜12歳の子供全員(100万人)に無償で配布され、授業での活用が進んでいるそうです。
日本でも2017年8月より販売が開始されネット通販で簡単に購入できます。
私も購入し、プログラミングをしてみたのですが、楽しい!
個々に光らせられる25個の赤色LED、プログラム可能な2個のボタンに加え、光センサー、温度センサー、加速度計とコンパスなど小さなワンボードにてんこ盛りです。
さらにBluetoothでタブレットに接続しプログラミングが行えます。
小学生の時に欲しかった…。そう思わせるとても素晴らしい作りになっています。
肝心のプログラミングは、タブレット以外にWebブラウザでも行えます。
Scratchのようにブロックを組んでいく小学生でも分かりやすい方法の他にプログラミング言語Pythonを使った本格的なプログラミングも可能です。
ボタンを押すと温度が測れ、直射日光に当てれば温度が上がるなど、プログラミング後の動作をハードウェアで体感できる点が素晴らしいと感じました。
日本の小学校でも新しいPCを買う予算で、「BBC Micro:bit」を配布すれば良いのになと思わずにはいられません。