今日は昨日より暖かい風が吹いていますね。武田です。
ときどき「プログラミング言語は何を最初に勉強したら良いか?」と聞かれることがあるのですが、答えにくい質問です。
ゲームを作りたいんだけど?
とか
スマホアプリ作りたいんだけど?
と聞かれれば、UnityでC#勉強したら?とかAndroid Studio入れてJavaで作れば?などと言えるのですが、特に目的もなくプログラミングについて学びたいとなると答えにくくなります。(内心は何でもいいじゃん!と思っているのですが…)
C言語はやったほうがいいか?(そうは思わない)
Pythonが流行っている。乗り遅れたくないので学ぶべき?(流行はすたれるもの)
iPhoneアプリならSwiftかな?(Mac買わないと出来ないよ)
特にC言語は、色々なプログラミング言語に影響を与えた(文法上の)言語なので、重要なプログラミング言語のように感じてしまいます。
しかし、ソフト開発の仕事にでも就かない限り、勉強しておいた方がいい言語とは言えないのではないでしょうか。
趣味でゲームとかちょっとしたWebアプリなど作りたいのであれば、JavaScriptやPythonで十分できますし、あえてC言語のポインタとか学ぶ必要はないと思います。(趣味で学びたいのなら話は別ですが)
一つ言えることは、何か一つのプログラミング言語を習得すれば、あとは自分の興味のおもむくまま気軽に色々なプログラミング言語に手を出せるようになる、ということです。
一つのものを習得せずに色々と手を出すと結果として得られるものが少ないかもしれません。
ここでわたしが言う「習得」というのは、プログラミング言語に関して言えば何か動くアプリケーションを作ってみるという事です。自分の頭の中で考えたイメージをプログラミング言語を使って動くところまで持っていくということなのですが、考えた事を完全にプログラミング出来たらそれはもう神の領域(笑)になってしまうので、どこか線引きが必要です。
わたしが習得できたなあ、と感じたタイミングは、自分で普段利用するツールや自分がプレイしても割と面白いゲームが出来たときなどです。特にパソコンを普段使っていてこういうのあったらいいなあ、という部分は習得のチャンスです。ぜひ作り始めてみるといいと思います。
自分しか使わないツールでも自分にとって便利になるなら立派なツールだと思います。
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この事は、わたしが習得できていない英語やフランス語、中国語などの世界各国の言語習得にも同じこと言えるのではないか、と最近思うようになりました。
わたし自身は、プログラミング言語に関しては、かろうじてバイリンガルになったので、次は何処かの国の言葉を習得してみたいです。